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初心者のためのピアノ練習: 無料の10レッスン入門講座と、次に何で学ぶかの選び方

初心者向けの無料ピアノレッスンを、曲、コード、スケールとともに1回ずつ順番に紹介。先生、アプリ、YouTube、教本の公平な比較も載せています。

Piano Lessons App 編集部更新日: 2026年10月17日

目次

初心者のためのよいピアノレッスンには、はっきりした順番があります。姿勢と音の見つけ方、次に決まった手のポジションでの片手のメロディー、それからリズム、左手、簡単なコード、読譜、そして最後に両手での演奏です。以下に紹介するのは、まさにこの順番に沿った無料の10レッスン入門講座で、当サイトの無料の曲、コード、スケールのページを使ってピアノ練習を進めます。そのあとに、続けていくための方法、つまり個人の先生、アプリ、YouTube、教本を公平に比較しています。

各レッスンは、1日15〜20分の練習を3〜4日続けることを想定しているので、講座全体はほとんどの人で4〜6週間かかります。

よい初心者向けレッスンの順番とは

何を使って学ぶにしても、次の原則に照らして確認しましょう。初心者が弾けるようになる講座と、2週目で挫折させてしまう講座の違いは、ここにあります。

  1. 新しいことは一度に1つだけ。 音名、リズム、左手、読譜はそれぞれ別のスキルです。最初のレッスンに全部を詰め込むと、手に負えなくなってしまいます。
  2. 初日から本物の音楽を。 最初の練習で、聴いてわかる曲を1曲弾けるようにするべきです。歓喜の歌のような5音の曲なら、それができます。
  3. まずは決まった手のポジションで。 「Cポジション」(右手の親指を真ん中のドに置く)から始めれば鍵盤を探す必要がないので、リズムと音の粒をそろえることに集中できます。
  4. リズムは、わかっている前提にせず、きちんと教える。 声に出して数えることとメトロノームが早い段階から出てきます。
  5. 読譜は早めに、でも無理なく始める。 すべての線と間を先に暗記するのではなく、目印になる音をいくつか覚え、すでに知っている曲を読みます。
  6. 左手は2〜3週目に登場します。 最初は単音で、次に簡単なコードで弾きます。
  7. 復習が組み込まれている。 どのレッスンも前回の内容に立ち返ります。新しいスキルは、すでに知っている曲を弾くことで定着します。
  8. フィードバック。 正しい音を正しいタイミングで弾けたかどうかを、誰かか何かが教えてくれます。それがないと、ミスがクセになってしまいます。

無料の10レッスン入門講座

ピアノ、キーボード(最初は61鍵で十分です)、あるいはごく最初のレッスンなら当サイトの無料のバーチャルピアノを用意してください。練習記録のための鉛筆とノートもそばに置いておきましょう。

レッスン1: 鍵盤と C の見つけ方

目標:どの音も、見て、触って見つけられるようになる。

  • 前腕が鍵盤と同じ高さになるように、椅子の前半分に座り、足の裏を床につけます。
  • 2つの黒鍵のグループと、3つの黒鍵のグループを見つけます。C(ド)は2つの黒鍵のグループのすぐ左にある白鍵、F(ファ)は3つの黒鍵のグループのすぐ左にある白鍵です。
  • 真ん中のドを見つけます。中央にいちばん近い C で、88鍵のピアノなら左から4番目の C です。
  • C から上に向かって、すべての白鍵の名前を言います。C(ド)D(レ)E(ミ)F(ファ)G(ソ)A(ラ)B(シ)、そしてまた C です。
  • 鍵盤の音名表で答え合わせをしましょう。

練習:すべての C、次にすべての F、次にすべての G を見つけます。できれば目を閉じて。曲:ホット・クロス・バンズ(E D C だけで弾けます)。

次へ進む目安:どの白鍵も3秒以内に見つけられること。

レッスン2: 指番号と Cポジション

目標:1本の指に1つの鍵盤、手元を見ずに弾く。

  • 指には両手とも、1(親指)から5(小指)までの番号が付いています。
  • 右手の Cポジション:1の指を真ん中のドに、2を D に、3を E に、4を F に、5を G に置きます。
  • 指を丸め、指先で弾き、手首は水平に保って力を抜きます。
  • ウォームアップ: C D E F G と弾いて下りてきます。指は1 2 3 4 5 4 3 2 1。ゆっくり、均等に。

曲:メリーさんのひつじ(最初は指3 2 1 2 3 3 3)。

目安:手元を見ずに「メリーさんのひつじ」を弾けること。

レッスン3: リズムと4/4拍子の数え方

目標:音の順番だけでなく、リズムどおりに弾く。

  • 4分音符は1拍、2分音符は2拍、全音符は4拍です。
  • 4/4拍子とは、1小節に4拍あるということです。弾きながら「1、2、3、4」と声に出して数えます。
  • メトロノームを1分間に60拍に設定し、1クリックに1音ずつ弾きます。
  • 長い音は最後まで伸ばします。初心者の多くは短く切ってしまいます。

曲:歓喜の歌。前半と後半それぞれの終わりに注意しましょう。付点4分音符(1.5拍)のあとに8分音符(半拍)が続きます。

目安:「歓喜の歌」を最初から最後まで、テンポ60のメトロノームに合わせて弾けること。

レッスン4: 5つの音の外へ

目標:拍を崩さずに、指を広げたり手を移動したりする。

  • きらきら星では、5の指が「ひかる」のところで G から A へ広がり、また戻ってきます。
  • フレール・ジャックでは、最後の行で真ん中のドより下に下がります。つかみにいかず、手全体を落ち着いて移動させましょう。
  • 曲全体を弾く前に、広げる動きや移動だけを5回練習します。

目安:広げる箇所で止まらずに、どちらの曲も流れるように弾けること。

レッスン5: 左手の登場

目標:左手を目覚めさせ、はじめての両手の曲を弾く。

  • 左手の Cポジション:5の指を真ん中のドの1つ下の C に、次に4を D に、3を E に、2を F に、1を G に置きます。
  • C D E F G と弾いて戻ってくる動きでウォームアップします。指は5 4 3 2 1 2 3 4 5。
  • 次に、右手で「歓喜の歌」を弾きながら、左手は各小節の1拍目に低い C を1音、D で終わるフレーズの下では低い G を弾きます。

練習:まず片手ずつ、次に半分の速さで両手で。

目安:「歓喜の歌」をゆっくり、止まらずに両手で弾けること。

レッスン6: はじめての3つのコード

目標:何百もの曲の伴奏に使える3つのコードを弾く。

コード構成音左手の指
CメジャーC E G5 3 1
Fメジャー(C F A の形で)C F A5 2 1
Gメジャー(B D G の形で)B D G5 3 1

F と G をこの「転回形」で弾くと左手が C の近くにとどまるので、コードチェンジが大きな跳躍ではなく、小さな1回の動きで済みます。

練習:C、F、C、G、C を各4拍ずつ、メトロノームに合わせて。曲:左手のコードを付けたきらきら星(曲のページに、どこでどのコードを弾くかが載っています)。

目安:すき間なく1拍目でコードを切り替えられること。

レッスン7: 3/4拍子

目標:違う拍の感じをつかむ。

  • 3/4拍子とは1小節に3拍あることで、ワルツのように強い「1」と軽い「2、3」が続きます。
  • 付点2分音符は3拍、つまり1小節分の長さです。
  • ハッピーバースデーは、右手の親指を真ん中のドの上の G に置いて始めます。3行目で高い G へ大きく跳ぶところに注意しましょう。
  • アメイジング・グレイスはゆっくりで穏やかな曲です。左手で C、F、G のコードを弾きます。

目安:「アメイジング・グレイス」を最後まで「1、2、3」と声に出して数えながら弾けること。

レッスン8: 楽譜の読み方の基本

目標:知っている音を楽譜と結びつける。

  • ト音記号の譜表は、ふつう右手のパートです。線は下から E G B D F、間は下から F A C E です。
  • ヘ音記号の譜表は、ふつう左手のパートです。線は G B D F A、間は A C E G です。
  • 真ん中のドは、2つの譜表の間にある短い加線の上にあります。
  • すべての音をいちいち最初から読むのではなく、目印になる音から順次進行(線、間、線)で上下に読みます。

練習:「歓喜の歌」と「きらきら星」を楽譜から読み、弾く前に音名を声に出して言います。ピアノの楽譜の読み方のガイドに、もっと多くの練習があります。

目安:真ん中のドの1つ下の C から、真ん中のドの上の G までのどの音も、5秒以内に音名を言えること。

レッスン9: はじめてのスケール

目標:5つの鍵盤を越えて、なめらかに手を動かす。

  • Cメジャースケール、右手:1 2 3(C D E)と弾き、親指を下にくぐらせて F へ、そして1 2 3 4 5(F G A B C)。
  • 左手:5 4 3 2 1(C D E F G)と弾き、3の指で親指の上を越えて A へ、そして2 1(B C)。
  • 片手ずつ、ゆっくり、親指をくぐらせるところでガクッとならないように弾きます。

曲:ジングルベルのサビ、次に左手で C、F、G7を弾く聖者の行進。

目安:1分間に60拍、1拍に1音で、スケールが均等に聴こえること。

レッスン10: 短調と、はじめてのクラシック曲

目標:音楽の「悲しい」側面を聴いて弾き、はじめてのクラシックのメロディーを始める(今は右手だけ)。

  • CメジャーのあとにAマイナーコード(A C E)を弾きます。マイナーコードのほうが暗く聴こえます。
  • Aマイナースケールを弾きます。A から A まですべて白鍵で、指使いは Cメジャーと同じです。
  • エリーゼのためにの有名な冒頭を覚えます。右手は5と4の指で E と D♯ の間を揺れ動きます。メロディーの中ではじめて出てくる黒鍵です。

最終チェック:この講座の曲を3曲、両手で覚えたものは両手で、最初から最後まで誰かの前で弾きます(または録音します)。それができれば、入門講座は修了です。

入門講座のあとの選択肢

ほとんどの人は、1か月たつともっと体系的な道筋が必要になります。次に何を、どの順番で覚えるのか、そして間違えたときに教えてくれる誰かや何かです。主な選択肢を比べてみましょう。公平さのためにお伝えすると、当サイトはこの分野のアプリのひとつである Piano Lessons App を作っています。アプリについての当サイトの見方は、その点を踏まえてお読みください。

選択肢一般的な費用演奏へのフィードバック学習の流れ向いている人
個人の先生(対面またはライブのオンライン)いちばん高い。都市や先生によって大きく異なる最高: 訓練された耳と、手元を見てくれる目一人ひとりに合わせる費用をかけられる人すべてと、試験や本格的なクラシックの勉強を目指す人
グループレッスン(地域の公民館、音楽教室)1時間あたりでは、たいてい個人レッスンより安いある程度。先生の目を生徒全員で分け合う期間が決まっているスケジュールがあるのが好きで、仲間と学びたい人
ピアノアプリ年間プラン。当サイトのアプリは年 US$119.99(月あたり約 US$10)マイクまたは MIDI による、弾いた音への自動のフィードバック決まった道筋を自分のペースで毎日練習してすぐにフィードバックがほしい忙しい大人
YouTube無料なし自分で組み立てる個々の曲やテーマを学ぶ、ほかの方法を補う
教本1冊ごとの買い切りなし(先生と組み合わせない限り)優れた、実績のある順番楽譜をしっかり読めるようになりたい、自分を律して独学できる人
無料の順序立てられた動画講座無料なしよい予算を抑えたい人、特に子ども

個人の先生

長所:先生は姿勢やテクニックの問題を早めに見つけ、曲を選んでくれて、続ける責任感も生まれます。体の動かし方にフィードバックをくれるものは、ほかにありません。短所:費用、スケジュール調整、そして質のばらつきが大きいことです。コツ:体験レッスンをお願いし、大人の初心者を教えているか、1年目はふつうどんな内容になるかを聞いてみましょう。

ピアノアプリ

長所:いつでも短い時間で練習でき、よくできたアプリは演奏を聴き取って、どの音を外したかを教えてくれます。短所:アプリは手の形や姿勢を見ることができず、マイクでの音の検出は楽器によって音を聴き逃すことがあります。電子ピアノを MIDI ケーブルや Bluetooth で接続するほうが正確です。どのアプリでも、登録する前に、無料体験のあと具体的に何に切り替わり、いつ請求されるのかを確認しましょう。

次のステップにアプリを使いたいなら、Piano Lessons App には、5〜10分のレッスン、知っている内容をスキップできるレベルチェック、全60レッスンの大人の初心者コース、そしてマイクや USB、Bluetooth の MIDI で聴き取った音を表示するフィードバックがあります。料金は最初に表示され(7日間の無料体験付きで年 US$119.99、または月 US$19.99)、無料体験の終了3日前と毎年の更新前にはメールでお知らせします。パブリックドメインのクラシック、民謡、季節の行事の曲が中心で、ポップスは扱っていません。

YouTube

長所:無料で、いくらでもあり、手のポジションや特定の曲を見るのに最適です。短所:順番もフィードバックもありません。1時間見て、5分しか練習しないということになりがちです。コツ:1つのチャンネルの初心者向け再生リストを選び、動画をあちこち飛ばずに順番どおりに進めましょう。

教本

長所:Alfred's Basic Adult Piano Course や Faber の Adult Piano Adventures(どちらも米国で定番の大人向けピアノ教本)のような教本は、段階を慎重に組んだ順番で何十年も初心者を教えてきた実績があり、しっかりした読譜力が身につきます。短所:フィードバックがなく、誰も様子を見てくれないと、多くの人は途中で止まってしまいます。コツ:教本に、ときどきの先生のチェックか、週1回の自分の録音を組み合わせましょう。

組み合わせる

多くの大人にとっていちばん効果的なのは、組み合わせです。毎日の順序立てられた練習にはアプリか教本を使い、月に1〜2回は先生にテクニックを見てもらいます。ひとりで進めるつもりなら、週に1回自分の演奏を録音し、前の週と聴き比べましょう。

どんなレッスンからも最大限を引き出すコツ

  • 毎日、短く練習する。 ほとんどの日に15〜20分練習するほうが、週末に1回長く練習するより効果的です。
  • 難しいところに時間を使う。 弾ける8小節ではなく、弾けない2小節を繰り返しましょう。
  • きれいに弾けるまでテンポを落とす。 速さは最後に加えるものです。
  • 記録をつける。 日付、時間、取り組んだこと、メトロノームのテンポを書きます。
  • 前に覚えた曲を復習する。 すでに弾ける曲を5分弾くと、練習が音楽らしく感じられます。
  • 両手での演奏には気長に取り組む。 両手の協調には、ほぼ誰でも数週間かかります。それは普通のことで、才能がないしるしではありません。

さらに続けるには

よくある質問

ピアノの初心者は最初に何を覚えるべきですか?

まず、正しい高さに座ること、C(ド。2つ並んだ黒鍵のすぐ左にある白鍵)を見つけること、指に1〜5の番号を付けることを覚えます。次に、右手の親指を真ん中のドに置いて、「歓喜の歌」のような5音の曲を弾きます。リズム、左手、コード、読譜はそこから続きます。

ピアノを独学するにはどうすればよいですか?

このページの10レッスン、教本、アプリのような順序立てられた流れに沿って進み、1日15〜20分練習し、ミスをしないくらいゆっくり弾き、週に1回自分の演奏を録音して、先生なら気づくような問題を見つけましょう。

初心者には何回のピアノレッスンが必要ですか?

決まった回数はありません。多くの初心者は、1年目いっぱい、あるいはそれ以上、毎週レッスンを受けるか順序立てられた講座を続けます。ここで紹介する10レッスンは、毎日練習した場合のおよそ最初の1か月分です。簡単な曲を両手で弾き、基本的な音符を読めるようになるには十分です。

初心者のピアノレッスンは1回どのくらいの長さがよいですか?

大人の個人レッスンは30分が一般的で、学ぶ内容が増えてくると45分もよくあります。独学なら、週に1回長く練習するより、1日15〜20分集中して練習するほうが効果的です。

オンラインのピアノレッスンは初心者に向いていますか?

はい。学ぶ順番がはっきりしていて、演奏を確認する何らかの方法があれば向いています。先生とのライブのビデオレッスン、演奏を聴き取るアプリ、順序立てられた動画講座は、どれも十分役立ちます。順番のない、ばらばらのチュートリアルがいちばん弱い選択肢です。

ピアノを学ぶときの80/20の法則とは何ですか?

練習する内容のごく一部が、上達の大部分を生むという考え方です。実際には、すでに弾ける部分を弾き直すのではなく、まだ弾けない数小節に時間の大半を使い、ほとんどの曲をカバーするひと握りのコードを覚えることです。

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